治療の目的
①妊娠やすい身体づくり
②質の高い卵を育てる
③着床率の向上
④妊娠の維持
この４つの軸をもとにfemallyの妊活治療についてご紹介します。
治療効果
副交感神経の活性化・交感神経の抑制
交感神経と副交感神経を合わせて自律神経と呼びます。
自律神経のバランスが整った状態はグラフに示した状態のほかに眠るときは副交感神経が優位になり、運動するときは交感神経が優位になるなど適切なタイミングで切り替えられている状態のことをさします。
自律神経が乱れた状態は基本的には交感神経が優位になり、副交感神経の働きが鈍ってしまった状態をさします。
・スマホの明かりで脳が覚醒してしまう
・仕事や人間関係のストレス
・在宅ワークで自宅がリラックスの場所ではなく仕事の場所になっている
など様々な理由でONの状態が長くなり、OFFモード（リラックス）が苦手になっている方が多いのが現状です・
femallyの妊活治療では交感神経の活動は抑え、副交感神経が働きやすくなるように導きます！
冷えの改善
体内で生み出された熱は血液によって体中に届けられます。
血液がドロドロの場合（血液の流れるスピードが遅い）抹消に届けられるまでに冷めてしまいます。
低血圧、動脈硬化など血液を送り出す力が弱いことも冷えの原因になります。
femallyの治療ではまず血液自体を温めます。ラジオ波を使うと血液、リンパ液が温められます。ラジオ波を当てた部位で温められた血液、リンパが体中をめぐるので全身に熱が届けられます。
鍼灸治療では治療部位の血行が促進される効果があります。鍼によって微細な傷がつき修復するために血行が促進されます。
凝り固まった筋肉をほぐし、伸縮性のある筋肉になると、筋肉のポンプ作用が発揮され血液・リンパの還流をサポートできるようになります。
鍼灸、ピラティス、ラジオ波を組み合わせることで
①血液・リンパを温める
②血行を促進する
③筋肉の伸縮性を出す
以上のようにアプローチできるので、冷えが改善されます！
卵巣、骨盤内の血流量の増加
全身の血流がよくなるようにするのはもちろんですが
妊活治療においては特に骨盤内の血流を促進することに重きを置いています！
卵巣への活流が促進されることにより卵子の生育状態をよくすることができ、
子宮内の血流が促進されることにより厚みのある子宮内膜を作れると考えているからです。
骨盤の歪み改善
骨盤のゆがみは妊娠と大きく関係があります。
1つめは血管への影響です。
骨盤がゆがむと血管が圧迫されてしまいます。酸素や栄養素が骨盤内の臓器に十分に届かなくなってしまいます。
その結果、卵子の成長や子宮内膜の厚さに影響が出てしまいます。
またホルモンは血液に乗って流れていきます。血流が悪い＝ホルモンが正しく運ばれない💦
ホルモンバランスの乱れにつながります。
２つめは内臓への影響です
骨盤のゆがみによって骨盤の中に入っている内臓の位置がずれます。
正しい位置にあるときはそれそれの内臓に適切なスペースがありますが、骨盤がゆがんで押しつぶされてしまった内臓は本来の働きをすることができなくなってしまうのです。
骨盤のゆがみは、骨そのものがゆがんでいるわけではなく
足を組む、カバンを片側で持つ、料理の際調理台に寄りかかる
など日常の様々な習慣によって使いすぎてしまっている筋肉と使えていない筋肉のアンバランスが骨盤のゆがみを引き起こします。
femallyでは使いすぎてしまっている筋肉をほぐし、使えていない筋肉を使えるようにしながら骨盤を整えます。
治療方法
鍼灸
鍼を刺すことで体の中に異物が入ってきたと認識されるので、追い出そうとして鍼に向かって血液が集まってきます。
また鍼を刺すことでできた小さな傷を修復しようとするのでその効果が一定期間続きます。
お腹にある生殖器系のツボに刺すことでツボの効果はもちろんお腹周りの血流を促進することができます。
自律神経は背骨の中を通っているので背骨周りの筋肉をほぐすことも重要です。
背中の硬さは自律神経の乱れを反映します。こちらも体を診たうえで刺したほうがいいツボを選択しながら自律神経を整える鍼灸施術をします。
東洋医学的観点から、
舌診（舌で健康状態を推察する）、脈診、腹診などを組み合わせ体の状態を診ます。
東洋医学の診察方法については今後詳しく記事を書きたいと思います！(^^♪
ラジオ波
ラジオ波は高周波と言われる部類の電気治療機です。
ラジオ波をかけると、体内の分子と分子が震え、摩擦熱が発生します。
温熱効果で血流、リンパの流れが促進されることで全身に酸素が栄養素が行き渡り、老廃物や余計な水分は排出されます。
また、ラジオ波には内臓を直接温める効果もあります！
内臓は冷えている状態よりも温かい状態の方が本来の機能を発揮できるので、消化吸収などの代謝が効率よく行えるようになります。
例えば
生理中にレバーのような塊が出る人は冷えが原因で内臓がうまく働けていないかもしれません。
通常、剥がれ落ちた子宮内膜は酵素によって溶かされ、サラサラな血となり体外に排出されます。
レバーのような塊が沢山出る方は血流が滞ってしまっていたり、冷えで酵素が働けていないかも！
ラジオ波で直接内臓を温める事で改善が見込めます！
※子宮筋腫などの病気が隠れていることもありますので、続く場合は一度婦人科を受診されることをおすすめします。
血流改善による温活はこちらでも詳しく解説しておりますので併せてお読みいただけると嬉しいです☺️
ピラティス
骨盤周囲の血流を良くする運動を中心にオーダーメイドのメニューを組みます！
※femallyのスタッフは全員国家資格である鍼灸師＋αの資格を持っています！お客様の体を診たうえで必要な運動メニューを選択することができます😊
股関節を動かすことで大腿動脈が刺激され骨盤周囲の血流が促進します。
使いすぎて硬くなった筋肉はほぐし、使えていない筋肉を使えるようにする事で骨盤の歪みを整えます。
出産しやすい体づくり、出産後のリカバリーをスムーズに行う為に骨盤底筋のトレーニングも並行して行うと◎
スーパーライザー
近赤外線治療器です。
厳かな見た目ですが受けている時には特に何も感じません😁
赤い光が出て、ほんのり温かくなる程度です。
首にある星状神経節に照射することで交感神経を抑制できます。
交感神経を抑制することは本当に難しい治療です！！！
ラジオ波の温熱刺激でリラックス/鍼灸で自律神経の調整/ピラティスで全身をストレッチしてスッキリ
実はこれらの治療は副交感神経の働きがよくなる治療です。
交感神経が興奮すると血管が収縮します。交感神経が常に興奮してしまっている（体がONの状態）では血管が収縮し、血流が悪くなるので酸素や栄養素を十分に送り届けることができなくなります。
これによって筋肉が凝り固まったり、手足が冷えたりといった症状がおこります。
もちろんそんな状態では内臓も冷え、厚みのある子宮内膜を作ることができません。
妊活治療において、働きすぎてしまっている交感神経を抑制することはとても重要です！
交感神経の働きを抑えることができる治療は珍しい😲
スーパーライザーをぜひお試しください！
妊活のステップに合わせた治療内容（育卵治療・着床治療・体質改善）
お客様のお体の状態、現在まで行ってきた治療など詳しくカウンセリングし、治療内容の計画を立てます。
妊娠を希望するという段階から、タイミング法、人工授精、体外受精まで様々なステップのお悩みに合わせた治療内容、来院頻度をご提案いたします。
育卵治療（質の良い卵子を育てる）
タイミング法・人工授精段階の方、体外受精採卵前の方
治療を始めるのは採卵の3〜6ヶ月前からがお勧めです。
卵胞が育っていく過程で継続的に血流がよい状態を保ち、酸素・栄養素を送り続けることが目的です。
来院頻度は１週間に１～2回が理想です。
着床治療（着床の確率を上げる）
タイミング法（月経開始から排卵までの期間）、人工授精段階の方（月経開始から人工授精当日まで）、体外受精移植周期の方
きれいな厚い子宮内膜をつくることを目的としています。
お客様一人一人の生理周期や治療の日程に合わせて理想の来院日を設定します。
体質改善治療
生理痛、PMS、自律神経の乱れ、慢性的な不調など様々なお悩みに！
今妊活はしていないが今後子供が欲しいと考えている方は早めからはじめておいて損はありません！
１カ月に一回程度（1生理周期に対して一回）の治療を継続的に行うことがお勧めです。
東洋医学的な観点からは脈診や舌診なども用いて体全体の不調を取り除きます。
お客様の状態のより、食事指導やファスティングも併用することがあります。
ご予約はこちらから
妊活のお悩みや今までの治療状況などお送りいただけますとfemallyでできる治療や生理周期に合わせた来院日の提案などご説明させていただきます。
もちろん体験予約も受け付けております。
まずは一度ぜひご体験ください！
