鍼灸師が解説!生理痛/PMS/ホルモンバランスの乱れに効くツボ4選

様々な女性のお悩みに効くツボを4つセレクトしてみました!

他にも気になる症状などございましたら、コメント、お問い合わせください😊

目次

1.三陰交(さんいんこう)

●内くるぶしから指三本分上がったところ

三陰交(さんいんこう)

身体を流れる経絡(けいらく)には陽経陰経があります。

そのうちの陰経(肝経、脾経、腎経)すべてが集まるところが三陰交です。

経絡は線路に 経穴(=ツボ)は駅に例えられることがありますが、三陰交は言うなれば新宿駅のような主要駅!たくさんの線が乗り入れているので、様々な効果が期待できます。

3つの経絡(特に水や血の流れ、生殖器系にかかわる経絡)が集まっているので

むくみ冷え月経痛月経不順などに効果が期待できます。

ゆっくり3秒かけて押して3秒かけて離してみましょう。

数回繰り返してください。

お灸をしたり、長めの靴下をはいたりして三陰交を冷やさないように心がけてください。

※妊娠中は子宮の収縮を促進してしまう可能性があるので押さないでください。

2.血海(けっかい)

●膝のお皿の内側の上の縁から指三本分上がったところ

血海(けっかい)

血の海と書いて血海(けっかい)と読むことからも分かる通り

血と関連が深いツボです。

血の滞りを解消して、血行を良くする効果があるので

冷え月経不順月経痛などの症状に効果的です。

ゆっくり3秒かけて押して3秒かけて離してみましょう。

数回繰り返してください。

月経痛が重い方は、月経が始まる数日前からツボ押しやお灸をするとより効果が期待できるのでオススメです。

3.陰陵泉(いんりょうせん)

●膝の内側、すねの骨の後縁を下からなぞり上げていくと指が止まる所

陰陵泉(いんりょうせん)

身体の余分な水分を排出してくれる効果があります。

むくみ下痢などの水分代謝の異常に効果的です。

むくみの中では特に足のむくみに効果的です。

歯磨きの時に舌👅を見てみてください!

舌の縁に歯形がついていたら体がむくんでいる証拠です!

陰陵泉を刺激してみてください!

膝を軽く曲げた状態で、ゆっくり3秒かけて押して3秒かけて離してみましょう。

数回繰り返してください。

足の冷えも気になる方はお灸での刺激がオススメです。

せんねんきゅう等の市販のお灸をツボに乗せ、熱く感じたら少し移動させながらツボ周囲を全体的に温めていきます。

お灸が燃え尽きてもまだ冷えを感じる場合は更にもう一壮お灸をすえてみてください。

お灸の購入ご希望の際はスタッフにお申し付けください。

4.太衝(たいしょう)

●親指と人差し指の間の骨が交わる点のくぼみ

太衝(たいしょう)

ストレス解消のツボとして有名です。

頭に血がのぼるといったように熱が上に燃え上がっていく症状に効果があります。

めまいのぼせイライラに効果◎

PMS(月経前症候群)や月経中などはホルモンバランスが乱れ、イライラしたり気分が不安定になったりすることがあります。

そんな時はゆっくり息を吐きながら5秒かけて押し、息を深く吸いながら5秒かけて離してみましょう。

数回繰り返してください。

もちろん足先を刺激することで指先に血が集まってくるので足先の冷えにも効果的です。

足に血を集めることで頭に上った血を下げ、全体の血流バランスが良くなりイライラが収まるといった効果も期待できます。

ツボの探し方が分からない!

ツボの位置は十人十色。体調によっても微妙に異なります。

大まかに示した上記の図の位置周辺を押してみて一番”痛い”、”痛気持ち良い”そんな他とは違う感覚の部分がツボになります。

毎日ツボを探して触りなれてくると他とは違って凹んでいる部分や盛り上がっている部分、明らかに冷えている部分などツボを見つけるプロになれるかも!

まずは毎日触ってみて普段の肌や体の状態を知ること!知ることで違和感に早く気付くことができるようになってきます!

自分の身体に興味を持ってくれる方が一人でも増えると嬉しいです😊

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