女性アスリートと月経の問題にホルモンバランスコンディショニングを

目次

ホルモンバランスをコンディショニングするという選択肢を

女性アスリートの多くは月経前や月経時にパフォーマンスが落ちることを自覚していると思います。

監督やコーチ、トレーナーも選手を見ていて感じるところがあるでしょう。

月経のコントールはコンディショニングにも大きくかかわるので、選手だけでなく、監督・コーチなどチームにとっても重要視すべき問題です。

最近では引退したアスリートが現役時代の生理の悩みや、その後に悩んだ不妊を発信しています。

femallyは、生理による不快な症状なく試合、練習に打ち込めるコンディショニングのサポートをします。

生理に悩まされることなく練習・試合に打ち込むために、選手生活を終えてから後悔しないために

今からホルモンバランスのコンディショニングを始めませんか?

月経周期とコンディションに関するデータ

生理痛やPMSで試合や練習で思うようなパフォーマンスを発揮できなかった経験はありませんか?

スタッフの方は選手が月経でコンディショニングに悩む姿を見たこと、選手のコンディショニングに苦労したことはありませんか?

生理痛やPMSによりおこる

  • 腹痛、お腹の張り
  • 体重増加、むくみ
  • 気分の落ち込み、イライラ
  • 集中力低下、眠気
  • 腰痛

これらの症状は女性アスリートのパフォーマンスを著しく低下させてしまいます。

月経に関する症状とコンディションについての研究データをいくつか紹介します。

以下は国立スポーツ科学センターに通うトップ選手683名を対象に行った調査です。(日本スポーツ医学会、2014)

91%の選手が月経周期とコンディションは関連があると回答しています。

最もコンディションが良い時期は月経終了後数日と回答する選手が大半をしめました。

(国立スポーツ科学センター630名の調査2011.4-2012.5)野瀬ら、日本臨床スポーツ医学会、2014

月経中や黄体期と回答した選手もいるように、ひとりひとり個人差はありますが、

多くの選手は月経終了直後から数日にコンディションが良いと感じており、月経中や黄体期に良いコンディションを維持できていないことは明らかです。

女性アスリートとピルの服用

薬物療法を必要とする月経困難症をもつアスリートは25.6%

PMSの症状を持つアスリートは70.3%

(2011年4月-2012年5月に国際スポーツ科学センターで国内の女性トップアスリート683名を対象に行われた調査)

このように多くのトップアスリートが月経に関する問題を抱えているにも関わらず、婦人科の受診率はわずか4%です。
このような症状に対し対応せずに我慢しているアスリートがまだまだ多いのが現状です。

ロンドンオリンピックに出場した日本の女性アスリートのうち、月経困難症やPMSに対して処方される低用量ピル(OC/LEP)の使用率は7%でした。

OC/LEPの服用に対する認識の調査では以下のような結果になっています。

能瀬,中村,Health Management for Female Athletes 女性アス
リートのための月経対策ハンドブック,2016(文献 2)より引用)

この意識調査に対する研究として自然周期とOC/LEP服用時を比較したデータがとられています。

この比較データでは

  • 体重
  • 体重
  • 主観的コンディショニングの評価
  • 運動パフォーマンステスト(最大パワー、平均パワーなど)

低用量ピル(OC/LEP)服用による優位な変化は認められませんでした。

ピルが原因でコンディショニングに悪影響を与えることはほとんどないという結果からも、コンディショニングに効果的に活用できる可能性が示唆されています。

女性アスリートの三主徴

激しいトレーニングをする女性アスリートの健康上のトラブルとして有名なものに

女性アスリートの三主徴(さんしゅちょう)があります。

・エネルギー不足

・視床下部性無月経

・骨粗しょう症

【エネルギー不足】

食事から摂取するエネルギーが運動で消費するエネルギーに対して不足している状態。

この状態が続くと脳からのホルモン分泌が低下したり骨代謝に影響を及ぼし体内の機能のバランスが乱れる原因になります。

【視床下部性無月経(運動性無月経)】

・運動量の過多

・精神的・身体的ストレス

・体重・体脂肪の減少

などの原因により視床下部ー下垂体が障害されます。正常なホルモン分泌が行われず無月経となります。

審美系や持久系スポーツなど低体重を維持したまま運動量の多い練習を継続することにより発生する可能性が高まります。

【骨粗しょう症】

卵巣から分泌されるエストロゲンは骨代謝に影響します。通常は閉経後にエストロゲン分泌が低下することで起こりますが、運動性の無月経月続くことで発生しやすくなります。
 

PMSや生理痛、生理不順を放っておいた先にこのような悪循環が待っているかもしれません。

今からできる対策を今日から始めていきましょう。

今後は生理周期に合わせてコンディショニングをする時代

生理痛やPMSでコンディションを崩すのが普通だと思わないでください。

最近ではウエイトトレーニングを選手ひとりひとりの月経周期に合わせて構成しているチームもあります。

試合当日がコンディションの良い周期になるよう月経をずらす選手も増えてきています。

目標とする試合や大会に向けて月経周期をコントロールすることは旅行に生理が被らないようにずらす方法と変わりません。

月経に問題があり、コンディションへの影響に悩んでいる方は一度婦人科に相談されることをおすすめします。

そういった選手を抱えるチームにとっても、婦人科を受診しやすい環境や、ホルモンバランスをコンディショニングすることが当たり前になる環境が整備されると良いと思います。

femallyのホルモンバランスコンディショニング

femallyでは鍼灸・ピラティス・ラジオ波(温熱療法)を合わせた施術を行っております。

アスリートの方は「普段から運動、鍼灸、電気治療をしているから」と思われるかもしれません。

femallyで行う施術は怪我の治療ではなく自律神経・ホルモンバランスを整える鍼灸治療

筋肉量を増やすよりも自分の身体をコントロールできるようになるピラティス

内臓を温め、活性化するラジオ波(温熱療法)を行います。

選手ひとりひとりの症状、月経周期に合わせたオーダーメイドの施術でサポートします。

生理痛・PMSについての悩み、引退後の妊娠への不安、気になることがありましたら是非ご相談ください。

チームサポートも行なっておりますので合わせて下記公式LINEまたは問い合わせフォームよりお願いいたします。

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